なぜこの 3 校が日本人に人気か
マレーシア国内の私立大学から、Sunway / Monash University Malaysia / APU (Asia Pacific University) の3校を取り上げます。共通点は (1) 全授業英語、(2) Subang Jaya / Bandar Sunway / Bukit Jalil の生活インフラ完備エリアにキャンパス、(3) 日本人在校生のコミュニティがある(各校 80〜150 名規模)。
しかし強み分野と学費は大きく違います。
一覧で比較
| Sunway University | Monash MY | APU | |
|---|---|---|---|
| QS 世界順位 (2027) | 354 位 | 31 位 (本校) | 528 位 |
| 立地 | Bandar Sunway | Bandar Sunway | KL Bukit Jalil |
| 年間学費 (公式の額) | 大学のページ | 大学のページ | 大学のページ |
| 強み分野 | ビジネス / 工学 / ホスピタリティ | 工学 / 薬学 / 医学 | IT / AI / データ分析 |
| 海外の提携大学・本校 | Lancaster (UK) | Monash 本校 (豪) | De Montfort (UK) |
| 日本人比率 | 中 (約 150 名) | 中 (約 100 名) | 中 (約 80 名) |
1. Sunway University — 統合タウン型でバランス良し
Sunway Pyramid モール、ホテル、医療施設、LRT 駅すべてがキャンパス周辺に統合された「Sunway 統合タウン」内にあります。寮 → 大学 → モール → 食堂が徒歩 10 分圏。生活面で迷う要素が少ないのが魅力です。
強み: ビジネス・ホスピタリティが看板。卒業後にマレーシア・シンガポールの大手ホテルに就職する事例多数。
2. Monash University Malaysia — 海外大学位を本校の約半額で
オーストラリアの Monash 本校の正規分校。本校の大学の学位課程です(Monash Malaysia は「a pathway to a Monash University degree」と案内しています)。同じ Monash のビジネス系の学位の学費(2026 年・留学生・1 年分)は、オーストラリアの本校(Bachelor of Commerce)が A$55,900、Monash Malaysia(Bachelor of Business and Commerce)が RM 51,840(SST 6% 別)です(Monash University・Monash University Malaysia の公式)。
強み: 工学・薬学・医学などサイエンス系。研究室・実験設備も本校水準で整備されています。日本帰国後、外資系・大手製薬・大手商社の海外採用枠で評価が高め。
3. APU — IT分野に強い私立大学
KL Bukit Jalil。学部の 7 割が IT / コンピュータサイエンス / AI / データ分析系。プログラミング系の課題が多く、就活ではIT分野の専攻が強みになります。
強み: 卒業時に英 De Montfort University のデュアル学位 (1 つの 4 年で 2 つの大学の卒業証書) も取得可能。日本の IT 系企業で「英語 + 開発スキル」を持つ希少人材として評価される。
よくある質問
3校のうち、学費が最も安いのはどこですか?
APU です。年間 RM 28,000〜45,000(約90〜145万円)で、3校の中では最も抑えられます。Sunway が RM 35,000〜55,000、Monash Malaysia が RM 50,000〜90,000 と続きます。ただし奨学金の適用で順位が変わることがあるため、出願時に必ず奨学金も同時申請してください。
※ 円換算は RM 1 ≒ 約 32 円で計算した目安です(2026 年 9 月 30 日の Bank Negara Malaysia の仲値では RM 1 ≒ 38.5 円)。
Monash Malaysia の学位は本校と同じですか?
同じです。オーストラリア・Monash 大学の正規の分校で、卒業証書に「Malaysia」とは記載されません。メルボルンの本校で同じ学位を取ると学費だけで年400万円台ですが、マレーシア校なら年200万円台に収まります。学位の価値を落とさずに費用だけを下げられる点が最大の利点です。
日本人が少ない環境のほうが英語は伸びますか?
3校とも日本人は全体から見れば少数(80〜150名規模)で、授業・課題・グループワークはすべて英語です。日本人コミュニティの有無は、英語力より生活の立ち上げに効きます。渡航直後の住居・銀行・SIM の手続きで頼れる先があるかどうかの差です。英語環境そのものは3校とも大きく変わりません。
英語スコアはどのくらい必要ですか?
学部入学で IELTS 6.0〜6.5 が目安です(大学・学部により異なります)。足りない場合は、大学附属の英語集中コース(EFL)や Foundation 課程を経由するルートがあり、大学内部のテストだけで進学できる大学もあります。
日本から直接出願できますか?
できます。3校とも日本からオンラインで出願でき、合格後に EMGS 経由で Student Pass を申請します。出願から渡航まで3〜4か月を見込んでください。成績証明書の英訳と認証に1か月前後かかるため、志望校を決めた時点で書類の準備を始めてください。
卒業後、日本で就職できますか?
できます。特に Monash Malaysia は外資系・製薬・商社の海外採用枠で、APU は「英語+開発スキル」を持つ IT 人材として評価されます。APU は英 De Montfort University とのデュアル学位(4年で2大学の卒業証書)も取得できます。日本での就職活動は、帰国前からオンラインで進めるのが一般的です。
結論
「ホスピタリティ・国際色重視 → Sunway」「サイエンス・本校学位重視 → Monash MY」「IT・専門特化 → APU」が大まかな指針です。最終判断は志望分野と予算だけでなく、キャンパス見学 で雰囲気を実感するのが確実。見学の受け付けは、各大学の公式サイトでご確認ください。
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